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あけましておめでとうございます。
新年初っ端からしょっぱい日記を読んでくださってありがとうございます。
今年も昨年と変わらず、二次元と三次元を迷走していきますのでよろしくお願いします(ぺこり)
さてさて、今日は自室の本棚を見ていたんですが、なんと、人生初の夢小説のプロットおよび書き出しメモを見つけてしまいました。
なんで、またこんなしょっぱいものものが!!(ガタブル)
本邦初公開です。てかマニアックすぎるジャンルゆえに見せれる人がいなかった代物です(…)ちなみのハルコの公式(笑)の初夢小説はハガレンのアルだったりします<それも大概渋いよね!!
以下抜粋。
興味がある人、怖いもの見たさの方はどうぞ。
ちなみに私はもんどり返りました。
まさしく悶絶スパイラルです<本屋さんでパラ読みして、やっぱり笑いが堪えられませんでした…!
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タイトル:春ノ夢ニ落チル(わざわざカタカナにしてるのが痛いネ!)
この日、珍しくこの東京には雪が降っていた。寒々とした道すがらに白い息を吐くたびに、こんな日ならば外出を止めればいいものをと自嘲しながら、私はいつものように年下の友人朱芳義尚の家に上がりこみ、彼の話に耳を傾けていた。
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えー、ここまででなんの夢小説か分かった方、友達になってください(熱烈)
強調してみましたが、どうでしょう?我ながら渋すぎるよこのチョイス!!
~中略~
ちっ。と小さな音を立てて洋灯に揺らめく炎が灯される。まず最初に照らされたのは朱芳の細く白い指。そして整った端整な顔が赤く染まる。
いつもは病的な青白さで損なわれている美貌も、この赤々とした強い西洋の光の前では幾分その影を消し、本来の美しさを湛えている。
天に向かう睫毛は細く影を落とし、日本人にしては色素の薄いブラウンの双眸は柔らかく掌で灯る光を見つめている。その炎に負けぬ艶のある唇は小さく息を吐き、炎を揺らした。
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悶絶………!ひーっ、なんだこのこっぱずかしい描写!!もうもんどり返ってこむら返りになりそうです(謎
多分15歳の砌の作品。絶対桜井京介の描写に引きずられてる(断言)
若さって恥かしい。ツッコミどころが盛りだくさん。青春の馬鹿野郎!!!
しかもヒロイン全然出てきてないです。この部分が序章らしいです。
舞台は確か、明治だか大正だったはず<だからってタイトルのカタカナはないよ!!
メモを解読したところによると、どうも相手役の朱芳さんには恋人(ヒロイン)がいたらしいんですが、恋人は親と決めた婚約者と結婚しなくちゃいけなくなって、朱芳さんは身を引くっていう自称悲恋テイストな一品。
この後登場するヒロインの酔っちゃた台詞にも注目。
「私はあの方(結婚相手)の側で生きます。でも私の一番は義尚様です。義尚様はこの身が朽ちるまでお慕いたします。この想いも、今日貴方様に告げるが最後。決して口には致しません」
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ぶはっ!!もう一層爽快だね。私ここまでやっちゃってたか。夢見る女の子さんめ!まあでも何が痛いって、その素養は今も引き継がれていることです。
少女漫画大好き病。結局書いてる内容は、表現の仕方が変わっただけで何一つ成長してないようです(…)
てなしょっぱい反省をしつつ、正解は貫井徳郎の「鬼流殺生祭」「妖奇切断譜」の朱芳&九条シリーズより、朱芳夢でした。分かった人いらっしゃいま、す?<Y姉さんは分かっていただけました??(ここ見てないか……)
貫井作品の中でもマニアック作品です。全然代表作ではないです。
でも、明治とか大正とか昭和初期とか大好きなんだ・・・・!<舞台萌え
この頃、京極や栗本薫(@六道ヶ辻シリーズ)や藤木稟(@朱雀シリーズ)をはまり倒して読んでたことを懐かしく思い出します。
それしたって恐怖のタイムカプセル………!!