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日常と萌えの呟き場。
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脳天直撃しました。
久々に血が騒ぎました。
授業中読んでたんですが(こら)、視界が何回もぼやけて難儀しました。

単に虐待ものの話だからというだけでなく、
残酷な神が好きな人は絶対面白いと思いますよ。

特にラストは圧巻。
緩やかにほどけていく感情のひだが最後に引きずり出すヒロインの本音に足元をすくわれました。

月並みですが、消えない傷はあるんだなと。

どれだけ愛されても、どれだけ愛することが出来ても、
そんなことと傷が癒えることはまったく関係ないんだなと。

その残酷さに胸が潰れます。


名作に蛇足ですが、8年間実の母親に虐待され続けた女性が改めて母親との関係を問い直す長編小説です。

滅茶苦茶気が滅入りそうな話ですが、これ本当一気に読みです。
解説の北上さんも書いていますが、海外の児童虐待ものにつきまとうあの嫌な鬱屈感がなく抵抗感なく読めました。
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