日常と萌えの呟き場。
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読書の秋ですね。世間では読書週間なるものが始まってるようですし、読みましたよ辻村深月の『ぼくのメジャースプーン』!・・・・・・はは。なあんて冷静に言ってられません。
すんごい面白かったです!!(絶叫)
ものすごくどきどきしました!本読んでてどきどきするなんて久々です。あ、まだ余韻でどきどきしてます。
友人に奨められて読んでたんですが、正直メフィスト賞作家ですし、期待してなかったんです。四年ぶりぐらいに講談社ノベルス読みました。
別にメフィスト賞嫌いなわけではないんですよ。むしろ私の本読み、物書きとしてのルーツは講談社ノベルスなんですが、いかんせそれなりに年を重ねえるとあのレーベルきつくって笑。もうちょっと追走出来ないので、根本ルーツである森博嗣ですら読まなくなって久しいんですがカムバックです。
適当にネタバレしつつ、暑苦しい感じで。
ものすごくどきどきしました!本読んでてどきどきするなんて久々です。あ、まだ余韻でどきどきしてます。
友人に奨められて読んでたんですが、正直メフィスト賞作家ですし、期待してなかったんです。四年ぶりぐらいに講談社ノベルス読みました。
別にメフィスト賞嫌いなわけではないんですよ。むしろ私の本読み、物書きとしてのルーツは講談社ノベルスなんですが、いかんせそれなりに年を重ねえるとあのレーベルきつくって笑。もうちょっと追走出来ないので、根本ルーツである森博嗣ですら読まなくなって久しいんですがカムバックです。
適当にネタバレしつつ、暑苦しい感じで。
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というわけで『ぼくのメジャースプーン』!半端ないですよ、本当の話。小学生ものって好きなんですけど、外れが多すぎるので私基本的に敬遠ジャンルなんです。あまりにも今まで傷つきすぎ(笑)て触りたくなかったんですが、辻村さん上手い!
大人びた小学生の造形って、本当難しいと思うんです。アレ(どれ)な作家さんが書くと、変に世間を知った風な顔して捻くれてて可愛げがないことこの上ない!私、紙の上の人間にすら殺意を持てるほどアグレッシブなんで、かなり怨念が深いんですが笑、辻村さんの「ぼく」と「ふみちゃん」はとてもいいんです。
本当にふみちゃんは大人ですね。無理がない小学生の範囲での大人なんです。それは決して「足りない」という限定の意味での「小学生の範囲」だけではなく、大人がとっくに忘れてしまったものをちゃんと知っているという意味で大人なんですよね。颯爽としていて恰好いいんです。
「ぼく」もずっと賢いいい子だと思いながら読んでたんですが、本当にラストでひっくり返されました。やはり行為の結果を考えれば褒めらたことではないですが、男前でしたね。やっぱり男の子が好きな女の子のために頑張る姿ってきゅんきゅんするんです・・・・!
それに10年後の「ぼく」を想像するだけでもだえます。お姉さん紫計画を発動したくなるよ?ふみちゃんと「ぼく」もとっても好きなんですが、パラレル的に10年後の「ぼく」夢とか書きたい。・・・・・(妄想中)ああ。何もネタないけど困る・・・!<病気
17歳で詰襟とかも大層脈を乱してくれます。あわわ、どうしよう。まさか小学生に恋する日が来ようとは。人間失格上等。むしろ受けて立つ<黙れ
あと誰がいいってやっぱり秋山先生!話が進めば進むほど好きでした。お願いします、結婚してください。奥さんいてもいいです(おま・・・!
先生の力で日本一夫二妻制すればいいんですよ笑。「一夫二妻制にしなければ、日本は破産する」とか笑?どれだけ必死なんだ私。とにかく始めの一歩として、私ちゃんとメジャースプーン使ってマドレーヌ焼きますから!!昔何があったとか一日中妄想して過ごしたいです・・・!<重病
また子供の描写の秀逸さもさることながら大人陣もよいんですよ!私は「ぼく」のお母さんも結構好きです。大人びたふみちゃんに対して、「ぼく」に早く大人になってあげなさいっていう台詞が特に。魔女みたいなお母さんでいいなあと。
そして泣き所も5箇所ぐらいありました。そしてワタクシ、ラストはカーペットに涙ぼろぼろ落としながら読みました。ジタバタしまくりました。ちょっと落ち着いてもう一回読みたいです。今読了の興奮に任せて書き殴っているので、この小説の魅力を冷静に語れずにいます。とにかくよかった!!これだから読書は止められない!
特に続編希望ではないですが(出たら買いますが笑)、本当この二人が一緒に大人になっていく未来をいつまでも胸に抱いていたいなあと思うんです。大人になっていくことってやっぱり難しい。でも、この二人ならきっと素敵な大人になれると思うんです!
さあて!明日は二限が休講なので、これから徹夜で『凍りの鯨』を読もうと思います。フィーバー!!
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