日常と萌えの呟き場。
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まさかのギアス初書きはロロルル。
日曜に向けて予習してみる。
病んでるロロでひとつ。
妄想予想設定仕様。
3話のあのシーンより。
日曜に向けて予習してみる。
病んでるロロでひとつ。
妄想予想設定仕様。
3話のあのシーンより。
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+++
「お前は誰だ」
ルルーシュは銃を向けたまま目の前の妹にそっくりな顔の男を睨んだ。
間合いは一定のまま二人は表情一つ変えず対峙した。
心音すら響く完璧な静寂。
「ねえ、この顔そんなにそっくりですか」
沈黙を破ったのは不敵に笑ったロロだった。
見慣れた笑顔は変わらず愛らしく――、そう愛らしいナナリーと同じ笑い方で。
「そんなに不愉快ですか」
くすくすと沈黙に拡散していくロロの可愛らしい声。
癇に障る笑い方だ。
少しずつ少しずつ確実に、ルルーシュのナナリーを侵していく笑い方だ。
ルルシューは奥歯を噛んだ。
「いいんですよ?僕のことナナリーって呼んでも」
ロロはいつの間に間合いを詰めルルーシュの耳元で囁いていた。
「ナナリーを失ったあなたのためにこの顔を選んだのにな。気に入りませんか?」
引き金の指に絡むもう一つの指。
銃口は下げられ、指は徐々にルルーシュの手の甲を這って細い手首を捕らえる。
「何を言っている」
声が微かに震える。
得体の知れない「弟」にルルーシュは危険を感じた。
すぐに逃げるべきだ、「これ」は考えて理解できるものではない。
ルルーシュの力の及ぶものではない。
けれど足は貼り付けられたように動かない。
喉が鳴る。
それを見てまたロロは笑う。
「ああ、ご希望でしたら性別だって変えますよ。より完璧なナナリーに。僕は可哀相なお兄様の側にいてあげたいんです」
怖くなんかないですよーと、あまつさえロロはぎゅっとルルーシュを抱き締めた。
「お前、は、何を……、言っているんだ!」
ルルーシュはロロを引き剥がすと同時に躊躇いなく引き金を引いた。
銃弾はロロのこめかみを掠めて壁に食い込む。
つっと、一筋ロロの額からは赤い赤い血が流れる。
いつか見た、いつのどれともつかぬ、あまりに見慣れた赤い赤い災禍を呼び込む血。
それを詰まらなさそうに指先で撫でると、それはまた詰まらなそうにロロは舐める。
まるで慣れた味だとでも言うように。
無感動に、無表情で、ナナリーの顔で、酷薄に、血に触れる。
その錆びた赤から一番遠ざけたいと願っていた妹の顔で、ロロはまたナナリーの顔を取り戻す。
無邪気で可憐で、優しい、ルルーシュのすべてのナナリーの笑顔を。
「僕の顔ぐちゃぐちゃにしたの、イレブンだったのかなブリタニア軍だったかな。ああ、ゼロって言う人だったかもしれないなあ。ねえ、何が不満なの?ナナリーの顔だよ?何が不満なの?」
ロロはルルーシュの頬に手を添える。
まるで慈しむように、愛おしげに撫でる。
ぞわりと悪寒がルルーシュの背を走る。
部品の足りない機械。
終わらないレコード。
滑稽な喜劇。
拳に鈍い痛み。
ゆっくりと倒れる妹と同じ顔をした男。
頬を押さえながら、皮肉に笑いながら。
「ああ、また僕の顔、ぐちゃぐちゃにしますかゼロ?」
今度は誰の顔がいいですか、ゼロ?
ロロは胸元から取り出した銃口をルルーシュに向けた。
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ここでこそサンホラで鍛えた君と僕の狂った世界を!!!
なんかこう、ナナリーそっくりの顔って都合がよすぎるじゃん!が出発の妄想。
整形なら顔作れるよなー→軍への忠誠で整形したより何かトラウマあった方が、ロロだしさ!(…)→整形せざるおえない事情とか??→戦闘中(あるいはゼロ絡みの拷問とかで)顔を潰されたとか!
よし!(何が)
酷い思考過程を晒しました。
鬼畜書いたことないから手探りです。
狂るる木さんとロロは、どっちがルルをより愛してるかで張り合いあえばいいよ。
そういう話も書きたいよ。
ギアス部屋作るかな。
作っちゃうかな!
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