油断した・・・・・・。 2007/11/14_Wed_22:09

今日は学校終わった後に狩野永徳を見に行ったんですが、舐めてました・・・・・・。あまりに込んでいるという噂を聞いていたので、作戦通り閉館間際に行ったんですが、閉館二時間前で入場５０分待ちでした・・・・・。馬鹿な。

眩暈を起こしつつ並んで、やっとこさ入場しても、中は人人人・・・・・。こりゃ図録買って帰らないと無理だと悟りました。洛中洛外図屏風、ほとんど見えなかった。何しにいったんだ私・・・・・。

でも思いのほか自分が日本画が好きだということが分かったのでよしとします。ＮＨＫの特集番組を見て予習していった甲斐がありました！

しかし源氏物語屏風の前でのこと。隣のカップルの会話が聞こえてきたんですが、

彼女：「すごい。こんな細かい着物の模様描けるなんて！」
彼氏：「本当だなあ。でもこれ自分で描いたら浮くんだろうな」
私：（ん？？）
彼女：「でもこんなトーンないよ」
彼氏：「自分で作れよー」

思わずそのカップルの顔を確かめてしまいましたが、うん。同じ匂いがした。うん、仲良く二人で活動していってくれ。自分で描いたら浮くっていう意味は絵描きじゃないんでいまいちよく分かりませんでしたが、恋する二人にはきっと関係ないんでしょう。うんうん。


あと、順番待ちの間「天使が踏むも恐れるところ」を読んでいたんですが、後半のフィリップがキースにしか読めなくなってきて困りました。

イギリス人のフィリップは、憎からず思っているアボット嬢とイタリアでお家問題の解決を試みます。解決後の感慨で、キースが垣間見えました。

要約すると、アボット嬢のことは何だって分かっていたはずなのに、彼女と行動を共にした数日の間で自分は彼女のことを愛しているということ以外分からなくなった。というようなことを言ってるんですね。

これキースに言わせたい。アボット嬢は当然のようにシロエに変換です！膝まずかせて言わせたい笑。閣下の愛はいつだって重いですね。でも隙間だらけになってしまっているシロエにはそれぐらいじゃないと足りないんでしょうね・・・・。うはは。